シエスタのスタッフによる手作りブログです。ホンカログホームの紹介や現場からの「生の声」をはじめ、趣味や生活に至るまで皆さんの心に響くようなブログをお届けしたいと思っております。
2012年2月18日
2月の初めに「宙に浮く家」(茨城県土浦市)の体験に行って来ました。
簡単にお話しをしますと、地震を感知いたしますと(震度4に設定)人工地盤と基礎の間に空気が送られ家自体を浮かせる仕組みです。
あの東日本大震災の際も装置を付けている家は浮上して大きな被害を避けられたそうです。特に周辺の屋根瓦が落ちてしまってブルーシートなどで補修している家との被害は歴然だった様です。
又、担当者のお話では、例えば万一「津波」や「火災」に遭遇してしまった場合でこのシステムを設置する事によりほとんど揺れを感じないのでその間パニックになったり、倒れた家財で動けなくなる事が無く冷静な判断や対応が出でき、命を守るための手段を見つけられる時間がある事が一番のメリットであるとおっしゃっていました。
確かに地震に強い家や免震装置なども多数ございますが、私たちが体験した震度7の揺れでは人は立ち上がる事も動く事も困難になります。この状況では冷静な判断や動作は不可能になると思われます。
「揺れの恐怖心」から人々の体と心を守り、更に建物や家財を守ってくれるこの「エアー断震システム」が世の中に数多く普及される事を願っております。